猫トイレとこだわりと
トリーグルが昨日の夜から【大きいの】をしていない。
いつもは、1日2回、朝・夜とスッキリ快便なのにしていませんでした。
トイレ容器の掃除・トイレ砂も変えたばかりで新品のように綺麗です。
トリーグルは、ご飯もいつも通り、まぁ歯が生え変わりで気になるみたいではあるけど、これといって変化もないようです。
それでも、【大きいの】が出ていません。
さぁ、困ってしまいましたが、人間だってちょっと動きが悪い事もあります。
心配しながらも、ちょっと腸の動きが鈍いだけかも、運動不足だったかもと、あまり深刻になり過ぎないように一晩過ごしまして
…翌朝。
やっぱり【大きいの】は出ておりませんでした。
この時、トイレ容器の清掃時に容器をお風呂場で洗いはしたが、消臭スプレーはしてなかったのを思い出したのです。
人間にはわからないけど、トリーグルには感じる臭いが気になり、トイレで踏ん張れないのかもしれない。
慌てふためいて、砂をゴミ袋に空け、お風呂場でゴシゴシとトイレ容器を磨き始めます。
洗いを済ませて、乾燥の為に居間に行こうとすると、さっき砂を空けたゴミ袋から砂が溢れているではありませんか。
覗いてみるとなんと待ち望んでた【大きいの】がゴロゴロと!!
うれしさのあまり【大きいの】をティッシュで掴んで家族に見せに行きました。
「朝飯食ってる最中!」とおこられましたが、浮かれているので聞いてはいません。
やっぱり臭いのせいで踏ん張れなかったみたいです。
トイレ容器を丁寧に拭き日当たりのいい場所で念入りに乾かし、消臭スプレーをかけてそっと元の場所へ
砂も念の為、新しいのに変えておきました。
数時間後、外もとっぷり暮れて街灯が灯された道をテクテクと歩き、やっとの事で家に帰ると
また【大きいの】が出ていなかったのです!
なんという事でしょう!
しかも、トリーグルも今度はトイレまでは入るのにすぐ出てきてしまうのです。
…何かがおかしい。
昨日は、こんなに入った後出てくる事をしなかった。
必死に考えます。
いつもと違う何かがトリーグルのトイレを邪魔しているのです。
蓋の向きでしょうか?
スコップを挿している向きでしょうか?
トイレの砂が容器の裏に溜まっていないかも確認します。
そこで、閃きました!
トイレはプラスチックの容器に砂が入っただけのシンプル設計の為、
全体を覆う蓋もないので、砂避けと壁を引っ掻く事を防ぐために段ボールを壁とトイレ容器の間に入れていたのです。
もしかして、その段ボールの向きが逆???
段ボールの向きをエイヤッと逆さまにしました。
すると、どうでしょう
トリーグルはさかさずトイレに入り、踏ん張り始めたのです。
トリーグルから【大きいの】が出てくると、なんということでしょう
空気清浄機がゴウゴウと鳴り響き、お茶を飲んでいた家族はあまりの激臭に涙を流し始めました。
これにて、トリーグル【大きいの】の物語は一件落着!
迂闊に捨てれない段ボールが出来てしまいましたとさ
…つい、昔話風に書きましたが、ほんとに段ボールの向きを変えたら即、大きいのが出ました。
ちなみにうちのトイレ
この段ボールが上下逆さまでした。
往復八時間移動の後
6月某日に某所のお宅からノルウェージャンフォレストキャットの子猫を受け取りました。
この日が初めて出会った子猫でしたが、元々インスタで観た時に「我がうちに迎える子はこの子しかおらん!」って、叫んだ程の一目惚れした子
この子に会うまでは、ミケとかハチワレの和猫を考えていたのが、この猫しか目に入らない状態。
一目惚れって、怖いね。
うちから某所まで、車でもみっちり四時間はかかる場所。
新幹線の移動を考えたけど、コロナ禍が心配&単身の大荷物(猫とねこケア品など)を持っての移動なので、旦那さんに運転してもらってレンタカー
これなら運転手と二人で移動も出来るし、荷物も詰める!
万が一があっても、二人だとフォロー出来るだろうと、思ったんですが、
レンタカーの返却時間ギリギリの移動になったので、帰りのドタバタがすごかった。
車のスピードが上がると猫が「ニャーー!!ニャーーン!!」っと鳴き叫ぶから、
昔の車で100キロ超えるとリンリンとベルが鳴る車種を思い出してた。
家に到着して、キャリーケースを開けると、飛び出してくる猫ちゃん
『猫って、知らない場所怖いんじゃ無かったっけ?』
キャリーケースから出てくるのを静かに待つつもりだったので、飲水・ご飯・トイレの準備もして無かったので、慌てた。
準備が整い
「さぁ!喉乾いてないかい? トイレもあるよ!!」と声をかけたら、
「ニャーーーー!」
「え?? え?ちょっとまって、遊ぶの???トイレいいの?ご飯もあるよ?
今朝からご飯を食べてないって説明されたんだよ。ご飯たべなよ!」
この時、後で冷静になってから変だって思ったんだけど、なぜか子猫と会話してた。
もろに「ニャーー!」の鳴き声が「遊んで!」って聞こえてた。
こっちもご飯を持って鼻先に近づけたけど、全無視。
お土産で頂いた袋をすごい勢いで掘るので、袋を開けたら中に飛び込む猫ちゃん。
袋の中には、色々なねこグッツやおやつ、猫じゃらし等のおもちゃが入ってた。
その中にあるピンクの猫じゃらしを引っ張り出し、私の足元にボトッと落として「ニャーーーー!」と鳴く子猫。
「いや、マジで遊べなの? 」
フンッと鼻を鳴らす子猫
キャリーケースに閉じ込められた鬱憤を晴らすかのように部屋中駆け回って猫じゃらしで遊ぶ子猫と、「なんで【初対面・初めての遠出(4時間ドライブ)・知らない家・空腹状態】で緊張感も無く遊ぶのこの子?」と、遊びの止め時とペースがわからなくて、本当にこっちが混乱状態でした。
一通り遊んだら満足してご飯食べてくれた。
部屋の電気もまともに点いてない状態だったんだよね。
今は、元気でよかったと思てるけど、当時はこの後をどう過ごしたか覚えてない。